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au夏の新機種ブロガー体験会のレビュー

 本来の端末紹介の前に。なんとなく。初の開催で至らぬ点が~という話だったので。

 4機種を2ページに纏めたぐらいの資料は欲しかった。口頭ならではの話題はともかく、パンフ見れば解る内容をメモするのが面倒。また、メモ用の台と紙が大きく、WIRED CAFE移動後かなり邪魔だった。最初の説明はプレゼン調でなく、活用法や裏話など笑いを交えた感じの方が良かったのでは。後半のソーラー実験話なんかは良かった。

 KDDI DESINIG STUDIOの最上階にあるWIRED CAFEへ移動。参加者は5つのテーブルに分かれ、実機体験と商品企画部の人の説明を受ける事に。ただ、どれも説明だけで終わって触ったり撮影する時間がない。結局、前半後半共に端末解説を受けただけで終わった人も多かったのでは。

 また、WIREDCAFEが暗いため、カメラによっては満足に撮影できなかった人もいたのでは。店内をもう少し明るめにするか、KDDI DESINING STUDIOの展示コーナーを使った撮影タイムを用意しても良かっただろう。

 軽食は凝っているものの、中身がはみ出しやすいなど食べづらい。普通のサンドイッチやキッシュなど掴んで食べやすいものの方が良かったのでは。または、集合時間帯を考えるとがっつり食えるものでも。夕食抜いた人は、あの時間中にテンション落ちるだろう。むしろ、端末を触るという意味ではペットボトル飲料+食事無しの方が良かったかも。軽食を出すにしても、体験会開始前にWIREDCAFEで説明を聞きながらとかで。

 途中で行われた、こんな人に勧めたいってのはブロガーイベントとしては良かったか。気恥ずかしさはあるが、持ち帰って書くネタのヒントにはなる。事前募集とか、KDDI DESINING STUDIOの人が聞いた体験談でもいい気はするが。

 まー、こういったイベントを開催するのは悪い話じゃない。自由募集なら人数重視、影響力重視なら芸能人ブログや大手サイト管理人を重視した方がいいと思うけど。

KDDIの発表だったが

 あー。通話定額をメインに持ってきた方が良くなくね。社長自らデザインバリエーションによる機種増を否定したのが見所。仕様で言えばソーラーケータイSH002が良い。夏のシャープは全キャリアで手ぶれ補正対応ですし。

 SH002のソーラー抜きで、対象層別に質感やデザインを変更したバリエーションモデルがあれば欲しかったのにな。SH001はカメラ部が出っ張っていて厭すぎる。

 中途半端な時間に起きて気分が悪い。今から一時間熟睡できる薬が欲しい。

 起きたら撮影へ行かないと。

ペンタックスのデジタル一眼レフK-7がかなり良い件

 マイクロフォーサーズの登場もあってペンタックスもそろそろ終わりかなと思ったが、K-7はいいな。APS-Cクラスのハイエンドながら、サイズは小型で価格もリーズナブル。小手先の変化でなく、正面突破してくるとは。

 シャッター速度や露出制御などは先行するニコンなどにある程度まで追いつき、その上でペンタックスならではのコンパクトなフラッグシップモデルとして出してきた(AFも改善されてはいるが、フラッグシップ対決だと流石にキツい。)。こういった立ち位置のモデルは、上にフルサイズの存在する他社では難しいだろう。フルオートとは逆に、様々な撮影補助機能を使いこなすためのカメラが小型かつ手頃な価格で手に入るのはありがたい。

 操作性については、従来センターキーを押して設定画面を呼び出し十字キーの上下左右で設定項目を選ぶスタイルから、上下左右のキーでダイレクトに設定項目を呼び出せるようになった。前回操作のメニュー遷移も記憶しているようなので、マニュアルホワイトバランス設定もやりやすくなったか?また、ISOの専用キーやライブビュー専用キー、AF補助光も追加されている。フルオートで撮影するのではなく、撮影意図をマニュアル操作で積極的に指示するカメラ。フルオートで撮りたい人には勧められないが、私はこちらの方が良い。

 ペンタックスはフルサイズの上を狙って645 Digitalを出すが、オセロのように上手くいくかどうか。確かに、展示されていた3,000万画素サンプルは1,000万画素クラスと比べものにならない解像力を持っていた。とはいえ、フルサイズはフルサイズで、機動性を維持しつつもファインダーの見やすさにボケを操る感覚が素晴らしいからな。個人レベルで645 Digitalクラスを購入し、うろうろ持ち歩くのは現実的じゃない。個人だとニコンやソニーのフルサイズが限界だわな。

 しかし良いデザインだ。コンパクトで右肩がスリムにもかかわらず、フラッグシップらしさを醸し出している。中央のプリズム周りに見える、直線的でやや無骨なラインによるものだろうか。カメラのフラッグシップモデルといえば大型ボディだが、ペンタックスらしくそこを崩してきたのが良い。

 動画機能だが、撮影中のオートフォーカスは利用できない。事前にオートフォーカスをかけることは出来るのだが、ライブビューでのフォーカス速度はそれほど速くない印象。この辺りのノウハウは家電メーカーの方が強いわな。絞りの変更などは可能だが、露出自体を変更できないっぽいのは残念。アップデートで対応してくれないだろうか。サイトやパンフであまり押し出していないように、とりあえず搭載してみました感はある。とはいえ、他の動画対応一眼と同様に画質はとんでもないけどな。

au夏モデルにパナソニック端末供給無し

 またWオープンVIERA出ないのか。Premier3やH001なんかはWオープンのヒンジのぐらつきから、本来手を出す層が出さないという。縦横どちらに開いても無理な力がかかってギシギシ言う端末を5万出して買う人はいない。P905i以降の変態的かつしっかりとしたヒンジは、それなりに知名度と支持があるからな。ある程度の固定層満足させるだけだし、ロースペックでも良いからデザインと質感重視で出せばいいのに。ほかにどんな端末が出たとしても、今夏VIERAを揃えられなかったのはちょっとなあ。

 後は、ワイドVGA3インチ程度500万画素辺り厚さ16mm以下、防水は有り無しどちらでも、質感があり使いやすいスタンダードモデルと、ワイドQVGA2.8~3インチ辺り300万画素辺りワンセグ付き16mm辺りのローコストモデルをどれだけ揃えられるかかな。

 ドコモはこのクラスを相当厚くしてきた。ソフトバンクは低機能低コスト端末を主力とした。はてさて。W64SとSH001の継続が必要なラインナップってどんなんだよと。

NTTドコモ、プッシュトークを終了へ

 夏商戦が面白くなってきたな。誰もが混乱する、メニュー項目のお邪魔虫がとうとう無くなるか。auも以前から今年の夏モデルは凄いと言ってるが、ドコモも相当面白そう。個人的には、CEATEC辺りで公開してたワンセグのアップスケーリングが搭載されてると嬉しいのだが。

 ドコモもいい加減UI統一+向上しないかねえ。シャープはUIをソフトバンク向け端末程度に使いやすくしてくれと……。ハードではドコモの方が好きなんだけどな。

人に頼まれてEZwebの操作代行をしたのだが

 対象、50~60代。メールの文字入力やカメラぐらいは使える人に対して。そうとう使いづらかった。

  • 乗り換え案内の使い方が解らない。アプリとか謎。EZwebは余計な文字やリンクや漫画や出会いや猥褻っぽい広告が多すぎ。
  • フォントがカチカチかつ小さくて、見てて目が痛い。
  • 着うたフルと着うたと着メロと何が違うのか。
  • LISMOとか意味が分からない、音楽プレーヤーとか解りやすい名前にしろ。
  • EZwebトップから一発で着うたフル検索できない。Googleのカテゴリ分け着うたフルの項目は役に立たない。着うたフル検索できるかのようで実はLISMOへのリンクなのは酷い。
  • 曲名とアーティスト名どちらか一方でしか検索できず、目当ての曲にたどり着かない。「さくら」で検索したら3423件候補がでる。そこからアーティスト名で絞り込み検索できたらいいが、できない。それ検索言わない。最初から「さくら 河口恭吾」で検索できるようにしろ。

 今、自分の端末でEZwebを見たら、シンプルなメニューだった。そう、こちらに設定してあげたらよかった。

 大人向けのメニューというのも増えている。こちらはアイコン付きリストで色もあり良い感じ。着うたフル周りの検索を改善すればもっと便利になりそう。現在、着うたフルを選ぶとアイウエオ順の索引に移動するが、アーティスト数が少なすぎる。リスト下の音楽項目は広告見出しをクリックさせる仕様が微妙。懐うたランキングは年代層がやや偏っている。ユーザーの年代に合わせて内容を変えていいだおる。後、曲とアーティスト両方まとめての検索機能が有れば。

 60代がケータイで着うたフルどんどんダウンロードし、音楽聴き始めてこそ。現時点では端末もWebも複雑かつ不便すぎる。イヤホン端子のスライドカバーとイヤホン付属は素晴らしい。これがなければ、私に頼んだ人は携帯電話にイヤホンを繋いで音楽やワンセグを聴きたいという欲求は生まれなかった。

  • 曲にやたら思い入れのある人は風呂で曲を聴こうとする。

 防水ケータイで文を書くと、台所周りや風呂で電話やメールをしたり、風呂で曲を聴く、幼児が携帯電話を口に含んでも大丈夫といった内容に現実味がない、といったリクエストが入る。アウトドアで云々しか通りが悪い。そりゃ総数からしたらどの用途もニッチだが、防水ケータイ買って満足に感じる人や指名買いする人ははそういう用途目的だから無視できない。だが、デジタル機器の常識に凝り固まった人は、水場厳禁という刷り込みによりそういった利用シーンを想像しづらいのだろう。携帯電話はデジタル情報機器であるとともに、ウォシュレットと同じ生活家電でもあるという認識が薄い。

 着うたフルをダウンロードしたら、その日から風呂場の前に携帯電話置いて流し出したなんて驚きがあれば変わるのだろう。あれだ、風呂場=リラックスできる場所であって、風呂に入りながらリラックスできる音楽を聴きたいという欲求はそれなりの人が持っている。ただ、デジタル機器マニアは前述の通り水場厳禁の刷り込みでそういった行動を想像できない。

 そうなると、媒体に頼るより、ドラマとかで無理矢理シチュエーションを挿入させた方がよさそう。もしくは、林先生の出てる昼番組で使って貰ったらどうか。家庭訪問的な料理コーナーで「儂それなりに忙しいからな。料理中でも触れる防水ケータイつかってんねん。」とか「カメラ撮ってブログに載せてえーか。」とか言わせて。

 暇つぶしに某有名通販サイトの倉庫バイトしたことあるが、iPod用防水スピーカーケース売れすぎワロタ。サイトでランキング見てもわかるだろうが、BOSEのイヤホンやロジクールの据え置きスピーカーと並ぶぐらいには売れてる。この事実を自然と感じる人と、驚く人は半々ぐらいでなかろうか。

  • メニューアイコンが見づらい、解りづらい。
  • メニューアイコンを必要な機能だけに絞るカスタマイズが出来ない。できても、カスタム出来る場所が別で覚えるのが面倒だったり、アイコンがしょぼくアイコン下に項目名称が表示されないなど人間の操作を想定していない操作性。

 第一階層なんて、数千万人対象とするなら100通り以上あって当たり前の話で。昔はアイコンメニューを一部カスタムできる端末もあったんだがな。auは未だにEZwebのサイトやアプリをメインメニューや待ち受け画面に登録できない。昔のカシオ日立なんかは、EZwebのサイトやEZナビウォークなんかを待ち受け画面下に登録できたのだがな。KCP+ではEZwebを使わせない施策のためか、それらを排除し始めている。本来WiiやWiiのコピーであるiPhoneを見習うべきだが、iモード的なデータ通信使うなら今後はドコモに移行した方がいいのだろう。とはいえ、あちらはiモード周りの自由度が高いだけで、端末固有の操作性は壊滅的に酷いのだが。

 auは設定メニュー以下など第2階層からは素晴らしいのだがな。だがKCP+は相変わらず、項目のガイド表示はするが項目の設定内容はワンテンポ遅れてバルーン表示するという、以前から退化した状態だが。昔の東芝やカシオ日立やソニエリなどと同じく、ガイド表示の上か下に設定内容も表示するようにしろと。

ロジクールVX nanoマウス故障三回目

 まただ。購入して2年ほどで3回も故障するか。仏の顔を三度までという名セリフを知らないのかよ。そこそこ高いマウスのくせに。

 購入して一週間でホイールが故障、スムーズに回転しなくなる。ヨドバシで保証修理に出すと3週間以上待たされ、店頭へ文句言ったら3日で返して来やがった。そこから一ヶ月、右ボタンを押すとキーが押しっぱなしになる症状に。今度は店頭交換。

 そして1年半ほど経った今、左ボタンが勝手にダブルクリックされる奇妙な症状に。ドラッグが途中でキャンセルされるだけならともかく、ダブルクリックなのでドラッグ中のファイルを勝手に開くなど不便極まりない。

 とはいえ、この小ささと機能を代替できるマウスがないので交換に出さざるをえないわけだが。保証書どこやったっけな……。これの前に購入したロジクールのマウスも一ヶ月で左ボタンぶっ壊れたが、保証書を紛失したため交換できないつー目に遭った。近頃のロジクールはどうなってんだ。

ドコモ、パケ・ホーダイ ダブル基本料金を値下げなど

 ドコモ決算。また行く暇がなかった。全社的にデータ通信需要やサービスの開拓、データ通信を使わせる方向で纏まっているなら気持ちいいな。LTEへの投資や買い換え需要の喚起も考えると中途半端が一番良くないわな。iコンシェルの展開なんか、端末市場の変化だろね。後は、昔からの悪癖である各社端末の糞UIさえなんとかなれば。

 いやしかし、ドコモだからこそとも言える施策だらけだな。パケット定額基本料金なんてiモードやEZwebとセットで315円とか無料にした方が良くね?と思うが、その展開を取れる事業者と取れない事業者が明白に別れてきた。結局のところ、サービスでパケット料金を取れる事業者はドコモだけ。後はPCやiPhoneなどの土管用途にしか価値しかない。

 Webコンテンツに魅力のないソフトバンクや、端末UIの変更でEZwebやアプリを使わせない向きへと推進するauには、こんな施策とりようがないからな。逆に言えば、ドコモのようにデータ通信を推進せずとも、通話とメールと必要ない割賦やプラン契約だけで黒字確保できる事業だっつー話だが。

iPhoneユーザー層を妄想

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|\     ( 釣れたよ~・・・)
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し   \
゙’゙”:””””’:”;;”:;.:.,.  ヽ○ノ
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                 ト>゚++<
              ノ)

 よくよく考えればiPhone所持層もスマートフォン所持層とそれほど変わりなく、30代前半から上が中心になっている感。

 携帯電話メールは使う事は使うが、日に十通~数十通単位で様々な人やサービスから届くわけではない。最近の携帯メール利用調査では多くの世代が利用率90%を超えているが、実情を知るには一日のメールの送受信数からメールの相手や利用用途まで調査する必要がある。

 調査をすれば、30代前半を境に一日に扱う携帯電話メールの量が倍程度違ってくるはずだ。20代辺りだと就職からバイト、コミュニティやショッピングにゲームまで、様々な認証に主要携帯電話事業者のメールアドレスが必須となる。これらの層がiPhoneの購入を検討した場合、上の年代と違って2台持ちを前提とせざるを得ない(それ以前にiPhoneは感度周りが悪く、利用できるエリアが昔のソフトバンク状態なんだが。バッテリーと無線周りを改善した新機種出して、格安で取り替えてくれと。)。

 一方、携帯電話の普及期に学生時代が終わりかけor終わっていた30代前半以上になると、プライベートで携帯電話メールを頻繁にやりとりする層と接点が少なくなる。ケータイ入力に馴染めない割合もそれなりに高いだろう。その中にはPCの知識をベースにスマートフォンへ執着する人間も出てくる。他より優れてそうな自己満足感もあるからな。W-ZERO3以降、個人向け用途のWindows Mobileの酷さでガタガタした後、それなりにPC向けサービスが使いやすく快適なiPhoneが支持されて出しているという流れ。ExchangeとActiveSyncで繋いで~なんて普通に使ってる人はあまりいない。

 まー、30代半ば以上のITやヲタ寄り人間がPC向けサービスのスマートフォン関連へ惹かれるのも不自然ではないのよな。携帯電話のサービスで30代以上を対象にしたライフ系サービスは少なく、収入に対し需要のあるサービスも携帯電話の小さな画面やチャチなボディでは提供しづらい。若い人ほど携帯電話をコミュニケーションに活用しないなら、iPhone1台持ちでもバッテリーも喰わないわな。若い人が通話と携帯メールと携帯Webを使い込むのと違い、通話と家族メールと玩具さえあればが軸だろうと。

 いや、うっかりしていた。