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2011年04月 アーカイブ

2011年04月30日

このGW中にWordpressへ移行してみせよう

 そんな感じの気概。PCもいろいろ再インストールしたし。

 移行したら更新が楽になるからねー。

2011年04月20日

Xi対応USBモデム「L-02C」のソフトウェアアップデート

 2月と結構前の話なんですけどね。

 つか、私がL-02C買ったって事も書いてませんでしたね。ドスパラで0円契約したら、非実在端末を売ったと言うことで可愛いお姉ちゃんに2万円頂きました。トレンディネットで記事も書いた。以前から着目してたNETDUETTOで遅延速度テストしたら、Y2 PROJECTから反応があった。なんかやんのかな。


 アップデートしたところ、やや電波環境が悪いだけのところでも繋がるように。とはいえ、3GエリアからLTEエリアへの自動つなぎ替えなどは対応せず。実際に移動しながらとか使ってると、XiというかLTEとしての利点は享受できないのですよね。

 ああ、でもLTEエリアで静止した状態なら10Mbps前後が出やすくなりました。以前はエリアマップ参考に最適な場所へ移動してもFOMAより遅い速度しか出ないことが多々ありましたから。

 とはいえ、まだ積極的に契約するのはお薦めしないなあ。光ポータブルとか、他にFOMA対応モバイルデータ通信端末を用意できるあてが無いのなら。

2011年04月01日

4/1のNTTドコモとSIMロックフリーについてよくある誤解

■ SIMロックフリー端末は、以前からドコモの回線で自由に使える

 NTTドコモは、自社販売で自社ロックがかかった端末についてはiモードとSPモードを利用でき、iモードメールなどの自社サービスや、PCなどのデータ通信モデム(テザリング、Wi-Fiルータ)として利用しない限りはパケット定額上限5,000円前後で利用できる仕組みを整えている(PCなどで利用できない前提なら、平均通信量をがくんと下げられ安くできる)。

 では、何年も前から国内市場に存在するSIMロックフリー端末(イー・モバイルのPocket WiFi S、日本通信のIDEOSなど、国内認証を通っている海外販売のSIMフリーiPhoneやiPad系、古くはノキアやHTCが国内で独自販売していた端末など)についてはどうか。SIMフリー端末にNTTドコモのSIMをさすだけで、ドコモの電話回線であっさり電話できます。

 つーのは、通信事業者として技適上繋がるべき端末は使える必要があり、ドコモの約款でもそれを認めているのですね。古い例を出せば、10年前にNTTドコモとIDO(現KDDI)が同じ800MHz帯で同じPDC方式のサービスを提供していたのだが、この状況下ではドコモ端末でIDOを契約したり、IDO端末でドコモを契約するドコイドという使い方もあったわけで。

 当時はエリア補完の他社間ローミングもありました。今はKDDIになりましたが、IDOでDDI、DDIでIDOなんてのもあったわけで(ローミング通話料がかかったりもした)。ちなみに、cdmaOneの開始はDDIセルラー関西などが半年か1年近く早く、cdmaOneシングル端末の発売も数ヶ月早かったことがありました。その時期、3月に18歳の青年がcdmaOneシングル端末を購入して関東への引っ越し数日前に、東京の人間とスキー行こうぜと待ち合わせの約束をして関東へ行くと全く繋がらず困ったという逸話がこのsureare.com開設に至ったなんたらかんたら。その一ヶ月後、引っ越し先のTVで織田裕二がIDOでcdmaOneとかiidaしてました。

 ここまで書いて満足した。が、タイトルがタイトルなんで書き続けないとなあ。

 なんだっけ?ああ、SIMフリー端末にドコモSIM刺して普通に通話できるんですよ。ドコモの料金プランで。ただ、データ通信は違うという話ね。

 SIMフリー端末はドコモが知らないメーカーが開発して勝手に販売してるので、ドコモはサポートできません。なおかつ、PCなどのデータ通信モデム(テザリング、Wi-Fiルータ)として自由に利用できてしまいます。このため、データ通信に関してはPCなどと同じ扱いになります。音声端末で契約した場合は、ISPとしてiモードやSPモードの代わりにPC向けのmopera Uを契約します(iijなども選択可能)。
その上で、定額パケット料金はパケ・ホーダイと同様に1万円前後になります。その代わり、PCなどのデータ通信モデム(テザリング、Wi-Fiルータ)として使い放題です。

 まーただ、SIMフリー端末持ってる人の多くは金持ち以外月々1万円も払う気がないので(金持ち有名人は払って使ってるだろうよ)、音声通話はできないが月額5,000円前後のデータ通信専用プランを契約して使ってることが多いですね。スマートフォンの場合、音声通話とSMS以外のブラウザやメールは利用できる、Wi-Fiルータ兼PDAとして使えるので。私も、Xiのデータ通信契約で元々SIMフリーのPocket WiFi Sを使ってたりします(L-02Cが不安定なんすよ。)。

■ では、4/1以降ドコモで何が変わるのか

 ぶっちゃけ、何も変わりません。今後発表されたiモードやSPモードのドコモ端末を手数料払ってSIMフリー化すれば、イー・モバイルやソフトバンクでも使える音声端末兼PC用モデムになるねってだけで。ドコモのサービス向け端末を、ドコモのs他社で使う魅力は特にないでしょ。

 もし魅力があるとしたら、イー・モバイルで使うパターンぐらいかな。iモードメールを使わない前提で、エリアも狭くて良いなら通話+データ通信定額を安く契約できますし。イー・モバイルで使えるハイエンドAndroidや、ドコモで面白いデータ通信端末があれば価値出るよね。

■ ドコモもiPhone 4やiPad向けの形したmicroSIM出すやないですか

 あー。輸入の技適OKなiPhone 4やiPadとかで使えるmicroSIMを契約できます。ただ、iPadはしらんけど、iPhone 4は輸入価格7万ぐらいですよね。で、料金は上述の通り通話+パケット定額1万円とか、データ通信専用定額5,000円。ぶっちゃけ、以前から貸与物のSIMが偶然小さく削り取られて偶々SIMスロットに挿入された状態で電源が入ってしまったら使えてた、なんて人が正規に利用できる環境が整っただけで。わざわざ海外から高い端末購入して使う人が何十万人も増えねーよと。

■ アップルがSIMフリー版iPhone 4やiPadを日本で正式販売すれば!

 だから、SIMフリー版だったら通話+パケット定額上限1万円かデータ通信専用の5,000円契約なんだっつの。通話できない前提でテザリングも使うならいいですけどね。ドコモでiPhone 4を音声契約アリのパケット上限5,000円前後で使いたかったら、ドコモのSIMロック付きテザリング機能無しが販売され、希望すれば後からSIMロックフリー化もできるのが現実的なわけで。

■ 中古販売はどう?実はイー・モバイルや日本通信が得する?

 Androidって半年ごとに陳腐化するじゃないっすか。短期買い換えならアリかな。普通の音声端末の中古を外国人がほしがる……今更あるか?ただ、前述のようにハイエンド端末がやや乏しいイー・モバイルユーザーが使える1.7GHz対応モデル(当面無い、または少ない)であったり、バッファローの光ポータブルみたいな尖ったモバイルWi-FiルータなんかのSIMフリー化対応モデルなら、1〜2年は価値が下がりにくいかもしれないですね。

 あと、もしドコモでiPhoneが出るなら後からのSIMフリー化対応ですね。ソフトバンク版より価値でる可能性はあるのかな。といっても、前提が仮定なので今のところあり得ない話なのですが。

■ いやいや、もっとアグレッシブに!燃えていこうよ!

 ないです。

 そりゃ、NTTドコモがiモードやSPモードのパケット定額5,000円でPCモデム(テザリングやWi-Fiルータ)利用の解放!とかなら別ですよ。でもそれはないでしょ。あるとしても、今のiモード端末と同様に歩パケット定額10,000円払うならPCモデム(テザリングやWi-Fiルータ)利用してもいいよってだけで。 これ、SIMフリーあんまり関係ないし。

 で、私が著名Android端末やiOS向けにiモードやSPモードを売ればいいんじゃね?という馬鹿話をしても、そういった方向はないですねという話になるわけで。通信事業者としては当たり前なのですが。やれば天の邪鬼的に面白いけど。企業というか通信事業者としては通話・通信が事業と利益の主体であり、iモードやSPモードだけ、ISPとポータルだけ売るのはまた違うよねという。

 まー、こういうところで本来求められてる話って、サービスはGoogle、端末と通信はフリーかの流れで通信事業者は付加価値事業から手を引く流れでいいの?日本による日本向けサービス、端末提案できないの?ってところだと思いますけど。

 この話題を聞かれることが多かったので整理用に書いておいた。

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