Ζ劇場版を見てきた
舞台挨拶ありのは事前に整理券を入手する形だったので、さほど混乱せず入場。キャンセルの人もいたようで、立ち見券ながら結局は一番後ろの席で見ることが出来た。
舞台挨拶についてはモナケンさんが詳しいです。
上記記事で触れられている作品へのコメント順については、まずキャストの方が自分の思いを述べ、最後に監督が制作意図を述べて締めた方が収まりがよく、逆順だと最初に監督の作品制作意図についての発言がくるため、後に続くキャストの人が監督の意図とズレた自分なりのコメントをしづらい。という、普通と段取り違うなといった戸惑いだと思う。ぶっちゃけ司会の姉ちゃんのミスかと。
いろいろあるが、最終的にスカッと見られる“映画”となっていたと思う(当然II部III部へと続きますが)。ちなみに、自分はΖをこれで初めて見た。
残念な点は、散見される旧作画部分が新作画部分と比べ、補正がかかっていても劇場版アニメとして見劣りすること。さらに、映像の情報密度、説得力という点で、脚本へも悪影響を与えているとも感じられた。これが新作画なら演技と情報の密度を増やし、少ない時間で行われる序盤の展開をスムーズにわかりやすく進められただろう。
しかしながら、富野御大はそれすら映画としての一部品として活用し、観客に衝撃と昂揚を与えてくれるので楽しめる。だが、その衝撃を受けるとやはり新作作画比率がさらに多ければと思わせるのも事実。次作以降は原作と脚本がさらに大きく変化すると思われるので、今作であった衝撃をIII部作で全体で感じられるのではと期待する。
玩具販促として今作新作画ぐらいのクオリティを富野御大が操るならば、劇場で登場MS全部売る勢いはいると思える。俺で機会損失2件。
つうか、もう一度見に行きたい。
さて、焼肉飲み会いかなきゃ。
整理券制の舞台挨拶付き上映は少ない列だったが、普通に入れる4回目の上映には非常に長い列が出来ていた。