米アマゾン、日本で電子書籍端末 ドコモから回線 4月にも1万数千円 (日経)
これまでの流れ通りなら、ドコモの新機種としてkindleが出るわけではなく、海外のkindleユーザーが日本滞在中でも他国同様に書籍をダウンロード購入できるようドコモから借りている回線と同様形で、日本向けkindleの電子書籍購入用に借り受けて使うだけの話だろう。もし、タブレットクラスの上位モデルをドコモが月額課金で扱いたい話があるならまた別だが。
重要なのは、日本向けkindle登場に対してどれだけの出版社が、どの価格帯で、どれだけ話題性や人気あるコンテンツ、品揃えを用意するつもりなのか。ニュース記事では従来同様、契約交渉している止まりなんで。アマゾンは書籍に対して割安な価格での提供などを求めていますが、現段階で国内の電子書籍プラットホームにすら魅力の無い価格とコンテンツでしか提供していない日本の出版業界がどう対応するのでしょうね。
2バイト圏かつ、コミックのシェアが高い市場でどこまでいけるかなー。いずれ画面も通信回線も問題なくなるのでしょうが。
なんにせよ、何を目的に電子書籍を販売するかが重要ですわな。米国や英語圏じゃ流通をパスすることで品揃えや入手性を高められますが、日本じゃアマゾン自身が流通問題を解決してしまっている。手持ちの資産云々なら、動画配信と同様に月額契約でアーカイブへアクセスでもいいわけですし。絶版コミックのJコミは広告モデルですが同じ考え方ですね。
たとえばコンビニに並ばないレベルのコミック雑誌なら、コミック購入者に電子書籍で雑誌を一冊分配信するとかアリじゃないのとか。そこから月額契約や販促、マーケティング用データも取れるし。あと、大学の講師本人が書いた教養向け参考書とか全部PD(略
イー・アクセスとソフトバンク、データ通信の提携解消 (日経)
現在、ソフトバンクの3Gは全国エリアの2GHz帯と市街地中心の1.5GHz帯で展開しています。ですが、売れているのが1.5GHz帯非対応のiPhoneと通信がほぼ無いみまもりケータイ。なので、都心ではここ2年ほど2GHz帯が混雑し、iPhoneが繋がりづらかったり速度がでない状況が続いています。 一方、1.5GHz帯は一部端末しか使っておらず余ってるので、モバイルルータの定額データ通信を開始しています。
ここで問題なのが、モバイルルータによる定額データ通信を2GHz帯に対応させると、ただでさえiPhoneでパンクしてる2GHz帯が使い物にならなくなる点。一方、エリア整備の荒い1.5GHz帯だけだとエリアの穴が多く、地下や地方エリアもあまりカバーできません。そこで、ソフトバンクはイーモバイルの回線を借りて、ソフトバンク1.5GHz帯+イーモバイル回線で非通信エリアを埋めています。
私もソフトバンクや孫さんが大好きなので、初代iPhoneからメイン電話として使いつつ、モバイルルータの006Zを契約して使ってます。2重払いですよ。実際には都心じゃiPhoneの通信が通らないのでモバイルルータが必要なだけですが。モバイルルータは優先接続のソフトバンク1.5GHzとサブのイーモバイルエリアの通信量を請求書で確認できますが、ほぼ50:50です。実際、都心のエリアもこんな感じですね。ソフトバンク1.5GHzエリアだけでのサービスは厳しいレベルです。
で、今年はソフトバンクとイー・モバイル共にLTEを開始します。ただし両方ともゼロからエリアを構築するので、当面は都市部の屋外カバーが中心となります。これでは使い物にならないので、LTE+広いエリアの3G対応端末を出さなきゃいけません。
そこで、ソフトバンクは従来のソフトバンク1.5GHz帯+イーモバイル回線に、自社LTEを対応させた端末を出す予定です。ただし、イーモバイルのLTEについては対応させません。理由としては、従来のイーモバイル回線はエリア広いし対応しやすいから金出して借りるけど、LTEは当初エリア狭いし端末対応も面倒だし、自社LTEと被ってるから借りなくていいわー。ですね。
というのがこの記事の内容。別に解消とか騒ぎ立てる話じゃ無いのです。
重要なのは、ソフトバンクが商用で「てへぺろ」使った以上、慣例通りネタ元の日笠陽子さんとモモノキファイブにネタ提供しなければ全回線解約も辞さないと言うことです(違
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