パケ・ホーダイ(4,095円/月)→パケ・ホーダイ ダブル(4,410〜1,029円/月)へ。12月よりパケ・ホーダイの新規契約は廃止され、iモードを定額利用するにはパケ・ホーダイ ダブルの契約を強要される。
iモードのヘビーユーザーは、一度パケット関係のプランを変更してまた戻ろうとしたら、問答無用で300円程度の値上げ。少額ではあるが、ムカツキはするだろうよ。でも、これで他社の二段階定額と同じ料金なんだよな……。NTTドコモの方が、動画とか大容量通信、勝手アプリに寛容なので、決して高いわけでは無い。auとソフトバンクが、サービスの質が悪い割に高いだけで。
それよりも、パケ・ホーダイ ダブルを提示した上で、パケットパック30とパケットパック10の新規契約を停止する方が問題だったりする。なぜって、定額上限に行かないなら、元からあるパケットパック30、パケットパック10を契約した方が遙かに安いからだ。
パケットパック30とパケ・ホーダイ ダブルを比較。パケットパック30は0.052円/パケット、パケ・ホーダイダブルは0.084円/パケット。同じ3,000円を支払った場合、パケットパック30では7MB パケ・ホーダイ ダブルでは4.4MBの通信を行える。大まかに言えば、パケ・ホーダイ ダブルで定額上限金額に達しない限り、パケ・ホーダイ ダブルはパケットパック30より1.5倍高い。
その上、パケットパック系は無料通信分を使い切らなくても2ヶ月繰り越しができ、無料通信分は通話料の支払いに回せる。定額料を払っても、従量制に近いレベルで損がない。上限定額に達しないなら、こちらを契約していた方が遙かに得だ。つか、4MBとか8MBの通信で数千円って、今考えるととんでもない暴利だな。他社もだけど。
パケットパック10になると、メールしかパケット通信しないという意志が明白だろう。月々のメールが半額になった上、余った無料通信料が通話料としても無駄なく利用できるから契約しているようなものだ。無料通信料を通話料に使えないパケ・ホーダイ ダブルを契約する必要がない。
そんでもって、NTTドコモなら月内に一度、好きな期間だけパケットパックを無料変更できた。今から数日パケットを多く使うなと思ったら、その期間だけパケットパックの上位プランを契約し、使い終わったらパケットパックを外すor元の安いパケットパックに戻せば、変更期間中の通信料を抑えられたのだ。
というわけで、そんなお得なパケットパック30とパケットパック10も、12月に新規契約打ち切り。パケットパック10でちまちま使ってる層のケツに火を付けて、パケットに金を使わないと損する形に持って行くという意味での値上げかいな。他社と同様になるってだけだが、嫌な話だ。