最近のVAIOは買い手を見ていて良い感じだな。銀座と大阪のソニーショールームで展示中。
標準構成で、CPUにAtom Z540(1.86 GHz)、メインメモリー2GB、SSD64GB。11.1インチWXGA液晶(1366×768ピクセル)、標準Lバッテリー10時間駆動、幅278mm×高さ13.9mm×奥行185mm、約765g。
バッテリーはS(5時間)と標準L(10時間)とX(20.5時間)の3種類。そのうち、SとLは本体に収まる同一形状。重さだけが違う。Engadgetなどの初期報道に掲載されていた巨大バッテリーはXバッテリー。このエントリー後半にも写真を掲載している。大半の人は、スリムかつ10時間駆動のLバッテリーで満足できるだろう。
PentiumM(1.6GHz)程度の性能で11.1インチワイドWXGA、10時間駆動のPCを、HDD無しのゼロスピンドル、765gで持ち歩ける。Webブラウジングやメール、テキスト打ち、オフィス文書編集クラスの操作についてはサクサクで不便を感じなかった。VAIO Pと同じく、モバイラーがネットブックに本来求めていた物の理想型。こちらはPよりも机上利用がやや多い人向け、ビジネス寄りな理想のネットブックといえる。これじゃMobile Gearのラインナップだなw
動画はWindows7なので、H.264系動画の再生支援が有効と思われる。720pクラスをちょっと動かした問題なかった(動画によって違うのでなんともだが)。ただ、ニコニコ動画やYouTubeについてはFLASHプラグインが動画再生支援に対応していない。このため、重たい動画やYouTubeのHD動画の再生は厳しいと思われる(ファイル保存しての再生が解決策か)。
インターフェースはUSB×2、Bluetooth、SDHCスロット、メモリースティックDuoスロット、ミニD-sub 15ピン、LANポート、ヘッドホン出力のステレオミニジャック。先進性はないが無難なところ。ホテルや空港などのネット環境が有線LANというところもまだまだ多いからな。Bluetoothとカードリーダーがあるので、USBの不足もさほど気にしなくて良いだろう。Bluetoothマウスは購入しておきたい。
ただ、なんで標準WANがドコモかね。モバイルWiMAXと違って、その場で一日契約とかできないし不便すぎる。普段はホットスポット使うしさ。店頭購入なんて都市部中心だろうし、ネット販売がドコモの方が理に適ってるような。どーなんだろ。
液晶はVAIO上位モデル並みに綺麗。写真の閲覧にも便利そう。キーボードはあまりうるさくなく、TypePより打ちやすいかな。普段Thinkpad X31を使ってるが、それでも直ぐに慣れた。タッチパッドはトラックポイントほど使いやすくないが、感度やボタンの押し心地は良いのでそれほど苦痛に感じない。
ディスプレイを開くと、ディスプレイ下部の突起によってキーボード側が若干浮く。放熱とキーボードの打ちやすさを解決。
Sony Style限定のプレミアムカーボン。てっかてか。私は標準ブラックの方が好き。
こちらもSony Style限定のゴールド&英字キーボード。やや赤みがかってて綺麗。英字キーボードへのカスタムはカラー関係なく選べる。英字キーボード派にとっても良い良い。
以下2枚、Xシリーズ用リチャージャブルバッテリーパック(X) VGP-BPX19。最大20.5時間持つが、全体重量は約1045gとなる。嵩張る事もあり、通常利用では標準のLバッテリーで十分だろう。