急激にテンション下がってたが、久々に明るい話題。実用という点では、国内の無線LAN利用サービスで近い物は、法人向けのNTTドコモ PASSAGE DUPLEや、KDDI OFFICE FREEDOMなどが存在。無線LAN対応携帯電話一台で、外線は携帯電話、内線は無線LANによるIP電話へ置き換えるという物。
個人向けとなるとまた異なりますが、フェムトセルの周波数やハンドオーバーの問題解決が微妙な場合、サービス次第では無線LAN環境の方が間口の広さやコスト面で現実味はあるのですよね。ゲーム機の存在もあり、ホームネットワークがそれなりに浸透している。端末の購買喚起にも期待。
金額の面では、トータルの月額料を据え置きにしたまま通話時間・データ通信量を増やす程度かと。自社内もしくは自社内の特定相手に対して、定額、準定額、大幅割引など。他社通話は、他社が接続料下げない限り一定以上は下がらないので、期待するだけ無駄。気になる点は、090/080番号や接続対象か。数千円単位で金を取るなら、直接使えた方がいいとは思うが。緊急電話は、携帯電話網での発信強制で問題ないだろう。
こういったサービスで、NTTドコモやKDDIが自社内通話を定額に近い料金で利用できるようになった場合、競争力が既存シェアの順に再逆転するんですよね。そりゃ、二台より一台で多くの人と低廉な通話を行える方が便利なわけで。
NTTドコモも夏の時点で本格的な展開は行わないだろうが、他キャリアがどう対抗するか。最大シェアが動く以上、下手な差別化は苦しいだけだろう。ただ、フレッツ光ネクストユーザー限定という結末ならヽ(・ω・)/