新仕様に対応したモバイルWiMAXルータ「AtermWM3600R」

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業界最長クラスの連続通信時間と業界最薄を実現した
モバイルWiMAXルータ「AtermWM3600R」を発売 (NEC)
 http://www.nec.co.jp/press/ja/1201/2401.html

製品情報 モバイルルータ AtermWM3600R (121ware)
http://121ware.com/product/atermstation/product/wimax/wm3600r/

 ポイントは4点。

  • エリア端での感度が向上し、より広くより高速に使える「WiMAXハイパワー」対応。
  • Wi-Fi待ち受けに対応し、WiMAX非通信時は省電力に。最大25時間持つ。
  • WiMAX圏外でもUQ Wi-Fiなどホットスポットに自動接続して通信可能に。
  • 新規設計のクレードル。
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     大きいのは、非通信時はWi-Fiのみ起動してWiMAXを省電力化する、待ち受けモードへの対応ですね。従来モデルは起動中ずっとWi-FiもWiMAXも点けっぱなしで連続8時間しか利用できず、省電力化するには復帰に10秒以上かかるスリープモードを利用するしかありませんでした。ですが、WM3600Rは一定時間通信が無いとWiMAXを省電力化し、再度Wi-Fi機器から接続があるとWiMAXを一瞬で復帰させられます。これで、ポケットに入れたまま外出中ルータを操作せず楽に使えます。これでバッファローや一部ファーウェイの3Gモバイルルータ、auのWiMAXスマホのテザリング運用と肩を並べられるようになりました。

     エリア端でもやや繋がりが良くなるようですが、それは実機を試さないとちとわからんですね。UQ Wi-Fi対応も評価できますが、最近はWiMAXの利用可能な場所が増えたからなあ。この端末、何かで借りられたら徹底テストしたいのですけどね。クレードルと一緒に。

     WM3500Rのクレードルは装着が緩かったので改善されていることに期待。これさえ何とかなれば、外出先でのネットライブ配信向けバックボーンとしてかなり最適な端末となるので。

    スマホ搭載の有機ELとペンタイルの現状について

     なんか、久々にケータイネタでも。

     ケータイ向け有機ELつーと、RGBがそのうちRとBの画素を半分省略したペンタイル方式のパネルと色バランスの緑かぶりが悪評を招いてますよね。

     実際、スマホのEL搭載モデルはカラーバランス調整をろくにしてない端末も多く、そのくせ大画面なのでRとBの画素が足りないことによる文字のがたつきや階調の崩れ、明るさを下げるとやたら緑がかって見えるなどの欠点を抱えた端末があります。目のいい人ほど画面を見てて辛くなるという。

     とはいえそのまま放置ではなく、昨年後半以降のEL搭載スマホはだいぶ改善されています。

     まず、ペンタイル有機EL搭載の国産モデルだと、多くが輝度に合わせて適切なカラーバランスになるよう調整しています。その副次的な作用もあり、文字のなどのがたつきや階調の崩れも気にならなくなってますね。

     サムスンからは、ペンタイルではなくちゃんとRGBの画素がWVGAぶん揃った端末も出ました。やたら大画面なのにWVGA据え置きで荒く見えるのは液晶でも同じなのでそれは置いといて。

     さらに、最新のHD解像度の有機ELを搭載したGALAXY NEXUSや、GALAXY SII WiMAXになると、画面サイズに対する解像度が人間の目の限界を超えたレベルにあるので、ペンタイルかそうでないかは私の視力2.0でも判別不能なレベルになっています。むしろ、画素の少なさがデメリットでは無く、消費電力削減というメリットになっているのですね。カラーバランスの気の使い具合では後者のWiMAXモデルの方が良いかなという作り込みの差はありますが(NEXUSはやや緑がかるかな)。

     まあつまり、国産の色バランスにこだわったモデルならペンタイル有機ELのWVGAでもあまり気にならなくなってきたし、HDクラスの有機ELだと色バランスが良ければ手放しで受け入れていいレベルなんですね。未だに色バランスに気を遣わない有機EL搭載モデルもあるので注意ですが、それは店頭で輝度を最大から最小にして違和感が無いか試すといいのではと。

     そろそろELの評価も見直さないとねという話でした。PS VITA搭載のELはさすがソニーって感じのチューニングですね。

    『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』見てきた

     年末の話なんですけどね。大泉の東映撮影所近くへ数人でわらわらと。

     基本は子供向け特撮映画ながら、W、オーズ、フォーゼの2010年代仮面ライダー3作品への愛に溢れた脚本と構成。子供から大きいお友達まで大満足のデキだなーと。

     ライダー映画って客寄せのネタありきで、ネタを強引に繋いだりテレビシリーズ無視の微妙な内容ってことも多い。だが、今回はオーズのラストエピソード、今放送中のフォーゼの1エピソード、先輩ライダーとしてオーズとフォーゼを助けるWの二人も見られる本編と、人気3作品にまつわる見所を中心に据えたゲストネタに頼らない3部構成となっている。

     見所は映画ならではのカメラワークで撮影された、変身前と変身後両方のアクションシーンとフォーム技てんこ盛り。さらに音楽がもうね。アクションは3作品どれか1つでも見てたなら、絶対見るべき高密度なフィルムに仕上がっている(ストーリーはテレビシリーズ見てるの前提だけど)。ユウキも比奈ちゃんもなでしこも可愛いし、里中さん暴走しすぎw

     好調だった2010年代の3作品の魅力を引き出しすぎたため、昭和ライダーを出した点がアラに見えるほど。致命的な欠点はラストバトルのCGぐらいか。あれだけは止めて欲しかった。あと、ところどころもう1カット挟まれても良いと感じた点は、ディレクターズカット待ちだろうか。むう。

     個人的なツボでいえばオーズ序盤の演技はもちろんだけど、その後のお馴染みの場所でのアクションシーンかなあ。テレビシリーズでは難しい二人の派手な生身アクションだけど、壊れるセットを見ると寂しくなっていくというね。オーズ編の謎はラストエピソードにふさわしい内容で本当に良かった。Wの登場シーンや3人揃ったときの演技も面白い。あと、映画の最後でフォーゼの2号ライダーが変身解除して初顔出しするのだけど、劇場で後ろの席にいた女の子供さんが大声で『顔が好みじゃない』と仰られて吹いた。厳しいなあw

     えー。ケータイになんの関係があるかというと、敵役にソフトバンクCMのお兄さんが出てます。はい。

    明けましておめでとうございます

     年末に口からメガ粒子砲が出た俺です。

     昨年後半はバタバタして全然更新してなくて。テンプレ改変すらできてない。いろいろ企画は考えてたのですが、忙しさとAdobeのライセンス変更のあおりでgdgdになってしまいました。仕事のサイト制作はやってたのにな。

     まあ、ぼちぼちと。

     欲しいニュースサイト、理想のサイトが無いのでなんかやろかいなと。

     あ、年末に週アスの年末座談会のコメントで書いてたVAIO S(SE)が届きました。軽量15インチクラスではコストパフォーマンスと性能に優れた一品なのは確か。フルHDのIPSパネルはsRGBフルカバーではないですが、他の10万以下のノートPCと比べたら別次元の品質ですわな。特に6万円台のi3はコストパフォーマンス良すぎる。WiMAX半年無料券つけられるし。後はSSDにでも換装してやろうかと。気になるのは高負荷時のファン音がジェット機かって感じなのと、排気口がヒンジを塞いでる点。こればっかりはなー。あと、フルHDのIPSパネルで17インチ出してくれたらデスクトップ代わりにオススメしやすいのにな。って、それVAIO Fっすか。