六本木の「グッディ・フォーユー六本木」、原宿の「スノッブズハートカフェ」、新高円寺の「メルベイユ」にて、朝8時より各店舗100台限定で販売開始。ゲーム内の彼女3人に合わせて、各店舗それぞれで一人の彼女に合わせたケーキを販売。購入台数は1台に限られるため、1人で重複しての購入は不可能。価格は1,500円、Webカメラを通して彼女を現実の風景に表示させるARカードも付く。
台数、時間、価格共にかなり控えめだなと思っていただけに、当然成功か。1,800円でも良かったね。
近年の成功例と同様、コンテンツのコア層向けにちゃんとツボをついた企画。店舗としては、決まった台数かつ一種類のケーキを営業時間外に纏めて販売できる。ここで下手に安い量産ケーキを持ってきたら次に繋がらない。消費される飲食物という点でも、今後に被らなくて良いね。ARもいいスパイス。最近の位置情報ゲームやコンテンツでの地域活性をよりミクロに。メディアミックス・コンテンツで育った世代も40代に達しつつあるからな。
AR技術や最近のメディア技術は切り口次第で集客力があるのに、そういった方向で利用される事を考えられてないのがな。ある程度凄そう、不思議そうってだけで、意味があろうと無かろうと一般ウケはかなりいい。そこを結びつける立場で動く人が少ないのかな。
さて、バレンタインはどうなるやら。