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2008年12月17日
SSDの耐久テストを行ってる人がいた
テストはEee PC 901-XのDドライブ(MLC/8GB)のようだ。SSDとしては容量・寿命共に最低環境に近いのだが、それでも全体に書き込めた回数は6000〜7000回を記録している。案外丈夫。最新のMLCでも数倍、SLCなSSDであれば、数十万回はいけるんじゃなかろうか。安くなってきたとはいえ未だ高価な製品なので、人柱は難しいだろうけど。
ただ、テスト内容はSSD全体を書き込んでもウェアレベリングにより高い利用効率を誇るというもの。たとえばSSDの容量のうち半分はあまり書き換えを行わず、1/3は書き換えが頻繁に行われる場合の影響については不明。SSDコントローラーの処理にも大きく左右されるのだろうが。
とはいえ、ユーザーによるディスクドライブの使い方は今後もそれほど変わらないだろう。大容量マルチメディアファイルを扱わない限り、頻繁に書き換える容量なんて数十GBも無いだろう。SSDの書き込みはウェアレベリングによりディスク(ディスクつーよりセルだわな)全体を満遍なく利用するため、1日の書き込み容量が同じなら大容量SSDであるほどディスクの部分辺りの書き換え回数は減り寿命は延びる。
来年中にでも最新コントローラー搭載MLCの128GBモデルが2万円以下で手に入れば、自作ユーザーがシステムドライブにSSDを選ばない理由はないのだろうな。HDDでも結局は異音とかで3年ごとには買い換えるんだし。その空いたHDDの体積分、データ専用HDDのミラーリングに使うと便利そうだ。
投稿者 sureare : 2008年12月17日 06:35
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