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2008年10月07日

ニンテンドーDSiやPSP多分その1、水面内の次世代戦争 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

 今後、物理メディアは緩やかに廃止され、データ保存領域に複数のコンテンツを持ち歩く形になる。ニンテンドーDSiとPSPは販売インフラの次世代競争という、従来の性能競争とは別軸で展開する次世代携帯ゲーム機戦争だ。という与太話。

 先に、PSPのコンテンツダウンロード販売について書く。ニンテンドーDSiの方が後発だからだ。PSPは元々、UMD→メモリースティックへ切り替わると期待して発売日に買った人も多いのではなかろうか。次に買い換えるなら、3年後にUMD廃止モデルだろうという想像を持って。俺だけ?お陰で、PSP持ってるけどソフト買う気無くて持ってないw

 で、敬虔なSCE信者以外にはあまり知られてないが、PSPでは既にPlaystation STOREというサイトで、コンテンツのダウンロード販売が行われている。なぜ広まらないかというと、コンテンツを一度PS3かPCでダウンロードし、PSPへ転送しなければならないという使い勝手の悪さだ。だが、今期中にPSPからの直接アクセス・ダウンロード購入が可能となる見通しが語られた。携帯電話でいうウォークマン携帯から着うたフルへの流れを想像すればいい。

 それに先駆けてか、10月発売のPSP用一部タイトルで、UMB版より1,000円安いダウンロード版の併売を行う事も発表された。発売直後の店頭割引価格と比べても数百円安く、メモリースティックに複数のPSPソフトを入れて持ち歩けるという利便性を考えれば、限定版商法でも無い限りダウンロード版が徐々に受け入れられていくだろう。既に、WiiのVCを始めXBOX360やPS3でゲームをダウンロード購入している人は、物理メディアの差し替えがあり得ないぐらい面倒という認識を既に体験しているはずだ。

 PSPは上手くいけば、初代モデルから新型までダウンロード購入へ対応するだろう。予定済みのUMDタイトルのダウンロード販売と、既存の旧PSタイトル販売に加え、旧UMDタイトルの販売も可能性としてはある。上手く浸透すれば、一〜二年単位で高コスト部品であるUMDを廃止した、メモリースティックやフラッシュメモリ中心の低価格&薄型PSPの投入も可能となるだろう。最初はPSP携帯電話、PSP型情報端末、PSP型ウォークマンかもしれないね。

 そういう前提であれば、ニンテンドーDSiの意味合いも変わって見えてくるのではないだろうか。ニンテンドーDSiの本体はDS Wareだ。既にニンテンドーDSは国民的ゲーム機ともいえる立場にあるが、ダウンロード販売対応携帯ゲーム機の販売台数という切り口なら、PSPはサービス開始時に販売全台数が対応する可能性もあるのに対して、任天堂はニンテンドーDSiの販売台数のみとなる。

 だからといってそこまで早急にユーザーがコンテンツのダウンロード販売を意識するか、価値を認めるかというと別だ。利便性の周知やキラーコンテンツで接続や課金方法の周知が無ければ、対応クライアントを持っていても接続率は単価が上がらない。意識については、任天堂はディスクシステムの時代から絶やさず下地を作っている。ゲーム店でDSを広げている子供はよく見るだろう。ただ、コンテンツのダウンロード販売となると、従来の携帯ゲーム機とパーソナルな携帯ゲーム機として意味合いが大きく変わる点も考慮する必要がある。これについては、PSPとDSi双方とも同時期にヨーイドンだ。

 PSPの直接ダウンロード販売を本格的に推進するなら、まずはキラータイトルで入手方法の周知を行うか、動画などに強い点を活用するかの施策が考えられる。もちろん、任天堂側もDS Wareに関してキラータイトルを発表していない以上、何かしらやり合う事となるだろう。携帯版VC(GBA/GB)の可能性すら口にしていない。明日以降のゲームショウが発火点になる可能性も無いわけではないだろう。

 ……。

 施策として、先日の任天堂カンファレンスで発表した「Wiiネット接続できる人ができない人を手助けして500Wiiポイントを両方もらえるキャンペーン」に、ニンテンドーDSiをネットに繋いで1000ポイントプレゼントはわかりやすい。また、任天堂がニンテンドーDSiの無線LANの高速化について触れた点に違和感を感じないだろうか。ダウンロードコンテンツを重要視しているからこそでる発言だ。携帯電話と同じで、携帯機器だからこそダウンロード時間が長い事は許されない。IEEE802.11gで15秒以内ぐらいが容量の目安になりそう。

 Wiiでダウンロード配信対応カラオケソフト「JOYSOUND Wii」が発売される。個人的には、DAM提供で精密採点IIを自宅で利用できるのなら良いのにと思うが。声のピッチと正確なピッチを比較できる練習機能とか付かないかな……。注目タイトルの一つ。

 モンスターハンターポータブルとDLCの組み合わせの有用性は言うまでもないだろう。

 アイドルマスターSP×3種は1月22日発売なので、4GB(8GBか)ぐらいのメモリースティックに全種購入し、DLCでも継続的に搾取される形だと面白いのだが。一月でもDLC配信がないと「バンナムー!俺だー!搾取してくれー!」と禁断症状に陥る愚民プロデューサを増やした責任という物がある。ないかな。

投稿者 sureare : 2008年10月07日 12:07 このエントリーを含むはてなブックマーク この記事をクリップ!

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コメント

1 名前:牛丼屋の傭兵 :2008年10月10日 00:39

ダウンロード版はゲーム飽きても中古屋で売れないから
1000円程度安い位じゃ割高ですね。

2 名前:sureare :2008年10月15日 17:06

CDの時と違うのは、以降プラットホームを本業が用意したことぐらいだなと
本質的な中古市場は既に潰れてるので余計に問題ないでしょう

ま、パッケージ無しだと中古価格帯・携帯電話ゲームの価格帯に対抗する新作やベスト枠が出てくると思いますよ
逆に大作はDLCやオンライン縛りで中古をより縛ってくるでしょう




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