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2006年11月01日
後出し話、ソフトバンクのADSLとケータイ
ADSLは前例のない商材を安いと宣伝した→ケータイは多くの人が契約経験がある
ADSLは安定してる人は普通に使えた→ケータイのエリアは総合力が問われる
ADSLは家電が安くなるオマケで契約→既に多くの人が携帯電話を持っている
ADSLは2ヶ月無料で解約可と言えた→ケータイは短期解約で5万程度の支払い有り
ADSLは普及前で各社競争中だった→ケータイだと3位の戦略が必要
ADSLはフレッツADSLより安かった→ケータイは安いどころか他社より高かった
ADSLモデムの価値が不明だった→ケータイ新規は足下見て1円と多くが知っている
今更だが、ADSLって新規拡大チャンスに、それ以前の携帯電話拡販よりもさらにリスク込みな営業を行ったのが画期的だったんだなと。当時、対岸の話だったので全然気にしたこと無かった。
スタートダッシュのシナリオとしては下の下な結果だったのでしょう。しかし、2つ3つの猶予を想像以上に早く切ってきた。ただ何が何でもユーザーから債権をかき集める方策は、見せ金的な値下げ以外もやろうと思えば多いので。ああ、MNPは開始数日ですし。トラブルと予約期間の分が捌けただけ、勝負は来月からという言い方もあったろうな。そっちの方が良かったんでね。
今後もまだまだ分からない。携帯電話と並列して持つ事が期待できる新市場を開拓できれば、Yahoo!BBのやり方も使えなくはないですし。携帯電話のモジュールが4,000円切ったり、基地局コストが100万切る事を実現すれば、選択肢はまた増えるのだろうしなあ。
投稿者 sureare : 2006年11月01日 01:14
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