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2005年12月22日
KDDI、クアルコムジャパンと携帯向け放送技術「Media FLO」に関する企画会社設立
先週はどうも携帯電話向け動画について人と話す機会が多かった。六本木と六本木一丁目で、一般的に華やかと想像されるのは六本木なのな。六本木一丁目はサイトやってて初めて記者発表という物に行った場所なので懐かしかったり。当時は森ビルという名称のビルが大量にあることもよく知らなかった。どうでもいいか。
MediaFLO | BCMCS | ワンセグ | |
---|---|---|---|
ビットレート/帯域(参考値) | 6Mbps/6MHz | 0.3Mbps/1.25MHz | 0.3Mbps/0.4MHz |
携帯での再生時間 | 約4時間 | 不明 | 約2.5時間 |
利点 | 省電力かつ高速 | 1xEV-DOと親和性 | 地上波と同展開 |
簡単に言えば、携帯電話向けに最適化した省電力かつ高速な放送サービス。現状競合するインフラは地上波や衛星放送。ただし、TV放送にとらわれないためデータやクリップ配信との親和性が高い。現状の放送を置き換えるなら、情報料か広告料を取る形になるだろう。
単純に考えれば、広いユーザーへ向けてはマルチキャスト、細分化されたニーズに応じるのがユニキャスト。だが、携帯電話はプライベートな機器なので、広いユーザーというのも何か違う。それ以前に、放送するのは映像と決めるのも携帯電話を考えれば違和感を感じる。そういう話ではないが。データを送りつけて鍵を買わせるほうがいいか。
問題としてはエリア。米国の例では1都市2〜3の放送局で済むとなっているが、日本では規制や都市サイズ、地下への展開など相違点が多く、かなりの放送局が必要では。展開するとなれば、KDDIの携帯電話基地局への相乗りなどが効率的か。
投稿者 sureare : 2005年12月22日 18:17
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コメント
省電力化や端末のコスト削減などでメリットがあれば、地上波のサイマル放送とてあり。
ただ、テレビと携帯はあまり親和性がないと考える。
あくまでもサブテレビ。従来の携帯電話コンテンツの延長上で考えていった方が良いかもしれない。
ドコモは実業。
でも、暇つぶしの機能がさらに広がるのっていいコトと思う。。。。
そのためには、放送局とかとの関係をガッチリと組まなければいけないような・・・
ドコモがやっていることって結局、ライブドアや楽天のやっていることと変わっていない気がするのでw