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2010年12月31日
今年最後すね、JコミがGoogleと噛んだそうで
今年はJコミのβ版サービス開始など、電子書籍にも明るい話題が出てきましたね。ケータイ向け女性・男性向けのアダルト系コンテンツ中心の市場に影響が出てくればなと。書籍の先入観に縛られているところはなかなかでしょうが。
書籍といっても日米で流通や求められる内容が全く違うわけで。空いたスペースにサービスを提供するから成功するのであって、電子とか双方向とかソーシャルとか付けばなんでも成功するとかちょっと。まー、今年は電子書籍に限らずそんなの多かった。
Jコミの国内だけでなく海外向け広告配信にGoogleが噛んだとのこと。PDF配信は赤松氏のこれまでの発言どおり固定広告ですが、Webブラウザ上で閲覧するコミックビューワーモデルには、地域に最適化された広告挿入に加え、既存の海外違法配信でファンサブと呼ばれている、海外ユーザーの翻訳やコメントの挿入システムを公式で組み込む。
国内で商業的な価値が終了したと判断された漫画の配信により、国内外どちらかで再評価に繋がればなと。集英社はJコミへ2007年終了作品のうち1作を配信する。ただ、2007年の間にジャンプ上で開始して終了した漫画って5作前後なんですよね。ほかの漫画雑誌含めれば、商業漫画だけで1年間に膨大な作品が始まり、終了している。
そういった中には、雑誌のカラーや規模感と異なるため終了したものもある。そういった作品の受け皿として各社のWeb漫画媒体ももありますが、各社が相乗りする受け皿が出来たのであればネット上の評価から、レンタル移籍のような動きへも繋がればいいなと。
Webの普及で記憶から思い起こされた作品としては、あんど慶周さんの「究極!!変態仮面」がありますね。コンビニ版での復刻や小林尽さんのカバーに始まり、小栗旬さんが取り上げ、文庫版で17年ぶりの新作書き下ろしも。この作品のユーザー層が現在の30歳前後にもかかわらず、復刻の場は書籍だった。
しかし、あんど慶周さんが元気に活動されていることがわかるWebはホントいい。岩泉舞さんも直接は情報を発信されてないものの、まさか竹谷州史さんのインタビューに出てくるとは思わなかった。
んー。良いお年を。
投稿者 sureare : 2010年12月31日 23:59
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