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2010年03月16日
根性ティルトとかちょっと
ティルトレンズ欲しいなーと思ってるのだが、まともなラインナップはキヤノンとニコンぐらいしかなく、一本20万円前後はするので普通に手が出ない。入門用レンズとして、Lensbabyという低価格な製品も存在はするのだが。
原理を考えると、撮像面に対してイメージサークルが大きく、撮影するボディのマウントに対してよりフランジバックの長いマウントのレンズを前につけ、角度を付けてやればいいわけだ。そういう組み合わせに限れば、ティルトをつけるアダプターの存在余地もある。
現状では、中判カメラクラスのレンズとAPS-C、もしくはマイクロフォーサーズとフォーサーズやそれ以上のレンズとの組み合わせが現実的なようだ。特に、マイクロフォーサーズ用のティルトアダプタに関しては今後が楽しみな分野といえる。ティルト対応アダプターが登場すれば、豊富なレンズ資産で安く高品質なティルト撮影を楽しめるようになるだろう。
なお、APS-Cと35mmの場合はフランジバックが同じなので、そういったアダプターの存在余地は無い(複雑なものであれば可能だろうが)。
そういう希望的観測は置いておいて。適当で良いなら手動でティルトすりゃいいじゃんという「根性ティルト」という技法が存在する。lこれは単にマウントからレンズを外し、手で角度をつけてMF&絞り環の操作を行いつつ撮影する見た目でも実用でも間抜けな行為。面白いので試しにちょっとやってみた。
通常の撮影。APS-CでF2.8。カメラ部からロゴにピントがあり、その前後はボケている。下の画像と合わせるため若干トリミングしてるが、説明上の問題はないだろう。
根性ティルト。携帯電話に対してなんとなく正対するよう角度をつけてみた。カーペットを見れば解りやすいのだが、ピントの合う範囲が携帯電話のパネルとなんとなく平行に、右上から左手前へ見下ろすようにきている。ちゃんとレンズの角度を固定して撮影すれば、携帯電話の正面パネル全体へピントを合わせることも可能だ。
とはいえ、同マウントのAPS-Cに35mmレンズという本来根性ティルトが無茶な組み合わせ。この写真もケラれているし、これの組み合わせで風景を撮ることは不可能。お遊びでしかない。
ちなみに、本来のティルトレンズであれば、レンズの角度を被写体と逆にすることで、被写界深度を極端に浅くしたミニチュア風の風景写真を撮影できる。遠距離の風景にもかかわらず、近距離の小物を撮影したり見た感じのボケが得られるため、人間はミニチュア風と認識するのですよ。
あー。どっかにキヤノンかニコンのボディとティルトレンズ落ちてないかな。
投稿者 sureare : 2010年03月16日 10:42
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コメント
難しくって、ついていけない感じです。。
ちんげwwwwwwwwwwww
こんなんも出てた
ttp://cweb.canon.jp/camera/powershot/sx210is/feature-others.html
iPhoneでいいんじゃね?(笑)