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2007年09月26日
Nice boat.
総務省の目的としては、2.5GHz帯のサービスを早期に全国エリアでそれなりに利用されること。3Gキャリアが出資する場合、2.5GHz帯のサービス展開を形骸化させず取り組むこと。産業振興的な側面があること。出来る限り安定した投資を行える新規参入事業者を希望。という事にする。
一番ベストな解答は、2,000億ぐらい単独で調達できる新規事業者が、3Gキャリアの資本参加も受けつつ参入することだろう。ここまで非現実的な解答も無いが。そこまで調達可能なビジネスプランを持つ事業者なら、イーアクセスと同様に3Gキャリアに限定して資本を受け入れる必要性は少ない。逆に、資金調達が厳しい事業者が3Gキャリアの出資を受け入れる場合、3Gキャリアが本業である携帯電話事業との利害関係を考えれば、事業協力や出資受け入れで制限の生まれる可能性がある。
もし単独に近い形で資金調達の目処が立つ新規事業者の陣営があれば、話はまた別だったのだろう。が、現実はウィルコムと3Gキャリアが出資する3陣営と纏めざるを得ない。すると、ウィルコムと3Gキャリアの移動体2.5GHz帯サービスに対する積極性とその影響力が重要そうだ。
個人的には、ウィルコムに事業展開の解説か、パートナーの紹介が欲しいかなとは思った。モバイルWiMAXは、市場立ち上げが上手くいけば世界単位でパートナーが生まれるだけに。
投稿者 sureare : 2007年09月26日 02:30
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コメント
それ以前にモバイルWiMAXという方式が自体がな。
重要なのは、08年の日米台辺りのモバイルWiMAX開始で、
各国のキャリア対しモバイルWiMAX方式の投資効率、
低投資で高リターンを期待できる事を示す必要がある。
その上で、先行投資した日本企業に益があれば万々歳。
失敗すると、モバイルWiMAX自体が沈没しかねない。
intelの製品戦略と合致している以外の保証は無いし、
それも需要が大きいかというとかなり微妙。
立ち上げは収益面の成功に加え、市場を広げるなら、
intel以外のメーカー参入モデル構築も必要。
W-CDMAのように採用実績やビジネスモデルが
ある程度固まっている方式への投資なら話は別だが。
報道では取得が重要だという煽り方になるのだが、
実際はやる気とノウハウが無いとリスクの大きい投資かと。
ドコモのGSM対応が何か新しい波を引き起こしそうな予感。
また端末価格が変動するのかねぇ。
海外サービスとどう連携をとるのかに期待。
個人的にはINFOBAR2買いっすわ。三洋ってこと除けば。
モバイルWiMAXは今のままだと何処が取ってもgdgdな展開になる予感